・・・訪問販売
・・・・・実に怪しい響きである。
この家にきてから、ぜんぜん出会うことはなかったが、本日やってきました。
『布団のクリーニング』をやってるとのことで、超ハイテンションの自称キムタク似のお兄さんでした。
これまでの私なら、「いりません」の一言で一方的にドアを閉めていたが、今回は話を聞いてみることにした。
彼が言うには、新しくサービスエリアを広げたらしく、ご挨拶にとのこと。
くだらないダジャレを織り交ぜつつ、布団についていろいろと質問や説明をしてくれた。
そして最後に、私の使っている布団がクリーニングできるかの確認と、痛み具合を調べたいので、
他のお宅を回ってくる間に、敷き布団を玄関まで持ってきておいて欲しいと。。
・・・めんどくさい。。。
しかし成長したトウは、これまでとはちがい、なんと素直に持っていった!
今日は天気もいいし、しばらく布団干してないし、ということで、
急遽、布団のお手入れDAYになりました。
それならば、敷布団を玄関まで持っていくことなど、造作もないことである。
我ながら、名案だ!
そうこうしているうちに、今度はさっきと違うお兄さんが、布団の確認にやってきた。
チームプレイだっ。
ついさっきまでトウが寝ていた、生暖かい布団を調べた彼が言うには、トウの布団はポリエステル製で、彼ら自慢の『超高温なんとかかんとか』というクリーニングは縮んでしまうため出来ないらしい。
湿気が気になるが(笑)、痛み具合については5年も使っている割には状態はいいとのコト。
ちなみに、あとでよく考えたら、10年近く使っている(汗)
気まぐれで干したり、お風呂場で洗ったりと、一人暮らしの男にしては、割とお手入れをしている方だと思うが、10年は使いすぎか・・・
10年間トウの汗を吸い続けている布団をシーツに戻しながら、彼は言った。
「クリーニングに出すのもいいですが、新しい布団を買ってもいいかもしれませんね。」
おっ!高級布団でも買わされるのか!?
と思って聞いていると、、
「ドンキホーテでこれと同じような布団なら2万円くらいで買えますよ♪」
えっ?
まさに拍子抜けである。
お兄さんは、さわやかに帰ってしまった。。
トウが、全く相手にしていないのを察してしまったのか、
それとも、イイ業者さんだったのか、、
はたまた、今日は単なる布石であったのか、、、
また会えることを楽しみにしておこう。
れにしても、この時代に訪問販売とは・・・
やっていけているのか、いらぬ心配をしてしまいました。。。